2026年7月更新
デンカグループは、持続的な企業価値向上に向け、多様な人財の知識や経験を活かし、イノベーションを創出し続けることが重要であると考えています。
この考え方のもと、DE&Iを経営および人財戦略の基盤と位置付け、多様な人財が公平な機会のもとで能力を発揮できる環境づくりを進めています。
デンカグループは、DE&Iを経営および人財戦略の基盤と位置付け、グループ全体で共有・実践するため、「デンカグループ DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)基本方針」を定めています。
本方針は、デンカグループで働くすべての人々を対象とし、DE&Iを通じて目指す姿や基本的な考え方を明確にしたものです。
急激に変化する事業環境において持続的な成長による企業価値向上が求められる中、多様な従業員の知識・経験を融合させ、イノベーションを起こし続けることが不可欠です。
デンカグループは、イノベーション創出の源泉となるDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の実現のため、デンカグループのコアバリュー「挑戦」「誠実」「共感」のもと、「デンカグループESG基本方針」が定める「ダイバーシティ&インクルージョンの推進と人財育成・働き方改革」の原則に基づき、デンカグループDE&I基本方針を次のとおり定めます。
本方針は、デンカグループの全役員・全従業員(非正規社員を含む)に適用されます。
デンカグループは、DE&I推進を通じ、社員の誰もが自分らしい専門性を身につけ、なれる最高の自分を目指せる会社にしていきます。社員の挑戦を後押しするとともに、一人ひとりが自分の居場所と成長機会があると感じられる環境を整備し、世界をより良くする事業価値を創造する、そして、社会に選ばれ続ける存在となり続けます。
デンカ株式会社の社長は、デンカグループにおけるDE&I推進の最高責任者として、グループ全体における本方針に基づくDE&Iの取り組みを統括するものとします。
デンカ株式会社の全執行役員は、自らの所管部門・業務領域における本方針に基づくDE&Iの取り組みを推進する責任を負うものとします。
本方針に基づくDE&I推進活動の主管部門は、デンカ株式会社人財戦略部 ウェルネス・DE&I推進課とします。主管部門は、必要に応じてデンカグループの各事業所や各組織にDE&I推進アンバサダーを任命することで、横断的な体制でグループ全体でのDE&Iを推進するものとします。
制定年月日:2025年4月14日
デンカグループでは、DE&Iを経営上の重要課題の一つと位置付け、トップマネジメントの関与のもと、グループ全体で推進しています。
デンカ株式会社の代表取締役社長をDE&I推進の最高責任者とし、全執行役員がそれぞれの所管部門・業務領域において、本方針に基づく取り組みを推進する責任を担っています。
DE&I推進活動の主管部門は、デンカ株式会社 人財戦略部 ウェルネス・DE&I推進課とし、グループ横断的な視点から施策の企画・推進を行っています。
デンカグループでは、経営計画「Mission 2030」に掲げる「人財価値創造」のひとつであるDE&Iを含む人的資本に関する取り組みとして、下記の目標・KPIを設定し、進捗を確認しながら継続的に改善しています。
デンカグループでは、DE&I基本方針に基づき、マネジメントや人財育成、働き方に関する取り組みを通じて、DE&Iの考え方を事業活動の中に着実に組み込んでいます。
多様な人財一人ひとりが能力を発揮し、組織としての競争力を高めていくため、特に重要と考える分野を重点テーマとして位置付け、継続的に取り組んでいます。
DE&I推進では、制度整備だけでなく、経営層と従業員の対話を通じて企業文化やマネジメントを変革することが欠かせません。心理的安全性を重視し、現場の声を取り入れてDE&Iの理念を組織全体に浸透させています。
経営トップ自らがDE&Iの重要性や目指す姿を継続的に発信し、DE&Iを経営の重要課題として明確に位置付けています。
方針とメッセージを通じて、従業員一人ひとりの理解を深め、主体的な行動につなげています。

デンカグループでは、全従業員を対象にDE&Iの基本的な考え方や背景、そして管理職を対象にアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)が評価や育成、意思決定に与える影響について学べるeラーニングを実施しています。
これらの学習機会を通じて、職場全体での共通認識を深め、日常業務やコミュニケーションに活かすとともに、公平性を意識したマネジメントの実践・誰もが活躍できる組織づくりへとつなげています。
誰もが安心して働ける職場環境の維持・向上を目的に、全従業員を対象としたパワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、マタニティ・パタニティハラスメントに加え、性的指向・性自認(SOGI)に関するハラスメントについても理解を深める研修を実施しています。
デンカグループの役員を対象に、DE&Iをテーマとしたセッションを実施しています。
経営層自らが議論を重ねることで、DE&Iを経営判断や意思決定に反映させる意識を高め、各自管掌の組織へ展開できる仕組みを整えています。

社長や人財最高責任者(CHRO)が国内外のデンカグループの各拠点を訪問し、従業員と直接対話するタウンホールミーティングを実施しています。
経営方針や事業環境を自らの言葉で伝えるとともに、現場の声に耳を傾け、相互理解と信頼関係の構築につなげています。

デンカグループでは、社員の会社や仕事への意識を定期的に把握するため、社員意識調査を実施しています。
調査結果は、企業風土やマネジメント、働き方改革に関する取り組みの効果測定として活用し、課題の把握と改善につなげています。
| 分 類 | 代表的な質問項目 | |
|---|---|---|
| よかった点 | 改善すべき点 | |
| 安全性 | 職場の安全衛生の現状、会社の方針 | |
| コンプライアンス経営 | 職場のコンプライアンス意識の高さ | |
| 職場のコミュニケーション | 職場内の人間関係 | 職場間の協力関係 |
| ステークホルダー(顧客志向) | 取引先との信頼関係、社会貢献への想い | |
| 仕事のスタイル | 効率性・生産性 | 仕事の繁閑、多様な働き方への理解 |
| モチベーション | 目標達成意識 | 成長の実感 |
| 職場マネジメント | リーダーシップとサポート、公平な機会・評価 | |
| 職場の活気 | 気軽に意見を言える、団結力 | 自由でチャレンジ精神に溢れる、慣習や過去のしがらみ |
| 経営体制 | 経営トップとの対話、現場状況と意見の把握、チャレンジの奨励 | 権限移譲、意思決定のスピード |
| 制度・評価・処遇 | 報酬・昇進への納得感 | 評価の公平性、人財育成、同業他社との処遇比較 |
デンカグループは、多様な人材が活躍できる働き方や両立支援を進めています。働きやすさとやりがいの両立が個人と組織の成長につながると考えています。育児や介護などのライフイベントは誰にも起こり得るため、制度整備やマネジメントを工夫し、仕事と生活を両立しやすい環境づくりを目指しています。
仕事と介護の両立に関する理解促進を目的に、セミナーやeラーニングを通じた情報提供を行っています。介護の当事者に限らず、管理職層を含めた理解を深めることで、安心して働き続けられる職場環境の整備につなげています。

育児休業から復職した従業員を対象に、仕事と育児の両立を支援するセミナーを実施しています。復職後の不安軽減や、継続的なキャリア形成を後押ししています。
デンカは労働基準法を遵守し、労働組合との協議の元、過剰な長時間労働の抑制やあらゆる有給休暇の積極的な取得を推進しています。下記のような施策を実行することで、従業員一人ひとりが最大のパフォーマンスを発揮できるよう就業環境の改善に取り組んでいます。
「くるみん」は、次世代法に基づく一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、 一定の基準を満たした企業が申請することにより取得できるもので、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定を受けた証です。
当社は、2021年にくるみん認定を初取得、2024年には2回目の認定を連続取得しました。
今後も引き続き、仕事と子育ての両立を図る社員がより安心して働ける会社作りに取り組んでまいります。

| 区分 | 主な制度・取り組み | 制度の概要 |
|---|---|---|
| 働き方 | 在宅勤務・フレックス・時差出勤 | 一部の事業所では時間や場所にとらわれない柔軟な働き方を可能としています。 |
| 健康・両立支援 | ウェルネス休暇 | 生理、不妊治療、ドナー活動等を理由に、就業が困難な場合に取得できる休暇制度です。 |
| 育児支援 | 育児のための短時間勤務制度 | 子どもの成長段階に応じて勤務時間を短縮できる制度です。 |
| 育児支援 | 子の看護休暇 | 子の看護や予防接種・健康診断のために取得できる休暇制度です。 |
| 育児支援 | 継続就業支援制度 | 共働き世帯やひとり親世帯を対象に、育児と仕事の両立を支援する制度です。 |
| 育児・介護 | 特別年次有給休暇制度 | 未消化の年次有給休暇を積み立て、育児・介護・療養などに利用できる制度です。 |
| 介護支援 | 仕事と介護の両立支援制度 | 介護と仕事を両立できる環境づくりを進めています。 |
| キャリア | キャリアターン復職制度 | 育児や介護などで一時退職しても、その後再び復職し、キャリアを再開できる制度です。 |
| キャリア | 配偶者転勤に伴う勤務地変更制度 | 配偶者の転勤に伴う就業継続を支援する制度です。 |
| キャリア | 勤務地限定制度 | 一定期間、勤務地を限定した働き方を選択できる制度です。 |
デンカグループでは、多様な価値観や背景を持つ各社員が、その能力を最大限発揮できる職場環境づくりに取り組んでいます。性別や年齢、国籍、経験の違いを尊重し、お互いの理解を深めるインクルーシブな組織風土が、持続的な価値創造の基盤になると考えています。多様性を単なる属性として捉えるのではなく、組織の強みとして活かすには、公平な機会の提供や安心して働ける環境の整備が不可欠です。制度と風土の両面から、社員の能力発揮を後押しする施策を推進しています。
女性管理職同士が、キャリア形成やマネジメントに関する課題・経験を共有する機会を設けています。
相互の学びやネットワーク形成を通じ、継続的な活躍を後押しする取り組みです。

女性社員が自身のキャリアを主体的に見つめ、次のステップを描くための機会として、デンカの先輩女性従業員がこれまでのキャリアの在り方や考え方を共有するトークイベントを開催。
若手社員が多様なロールモデルとの対話を通じ、自律的なキャリア形成ができる機会を支援しています。
次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画(2023年4月3日更新)(PDF形式/349KB)