2024年12月更新
デンカでは、人財一人ひとりの強みや個性を適切に把握し最適な役割を担ってもらうだけでなく、経営企画「Mission2030」のビジョンに基づき、将来の経営層育成と全社一貫の教育体系の構築、および自ら学ぶ文化の醸成を目指し、人財の活用と育成体制の強化を推進しております。
デンカのパーパスは「化学の力で世界をよりよくするスペシャリストになる」ことです。そんな当社のパーパスを支えるデンカの“スペシャリスト”とは、当社のコアバリューである「挑戦」「誠実」「共感」を持って、それぞれの場所で全力を尽くし、その場で「なれる最高の自分」になる、という意志を持って行動できる人財です。
デンカのスペシャリストとなり得る優秀な人財を当社の一員として迎え入れること、それが採用活動の大きな目的です。そのために、性別や国籍など分け隔てなく、さまざまなバックグランドを持つ多様な人財を、新卒とキャリアのベストミックスで計画的に採用しております。
デンカでは、以下の3つのポイントを重視した人事制度を運用することで、社員一人ひとりの成長やキャリア形成につなげています。
人事制度のポイント
主な職群制度
デンカは、デンカ社員一人ひとりの成長がVISIONの実現のためには必要不可欠だと信じています。一人の挑戦が周囲を刺激し、誰かの新たな挑戦を生み出します。挑戦は組織に良い変化をもたらし、人々の挑戦を後押しする文化が創られていきます。人の可能性は、組織の可能性に他なりません。デンカは、一人ひとりが「なれる最高の自分」になるための挑戦を強力に後押しするとともに、組織の中により多くの成長機会を創ることを追求し続けます。
そんなデンカの人財研修プログラムは、大きく分けて①各階層別の必修プログラムと従業員が自律的に学習できる選択プログラムからなる『研修プログラム』と、②自己開発支援制度をはじめとしたキャリア実現をサポートする『育成施策」のふたつで構成されています。
必修プログラムでは、入社年から毎年体系的に従業員の階層別に定義した“求める人材像“にあわせたプログラムを提供しております。例えば、入社5年目までの若手層には『当事者意識を持ち、周囲を巻き込みながら、成果を出せる人財」になることが求められると定義し、そのような人財になるために必要なマインド・スキル・知識を習得する場を提供し、成長を後押ししています。
また、管理職層には、『自らに求められる役割を理解し、知識・スキルを習得することで組織変革を起こすリーダーシップを発揮できる人財』が求められると定義し、それらの成長を後押しできるマネジメント研修を実施しています。その他、デンカが常に世界から必要とされる製品を生み出し続けるために、デンカの全従業員が世の中時流をしっかり捉えることは必要不可欠と考え、従業員が親しみやすい教材を用いたメガトレンド教育も必修としています。
選択プログラムでは、『自ら学ぶ文化の醸成』を目指し、思考系、コミュニケーション系、ビジネス・業務スキル系のプログラムの中から各人が必要だと考えるもの、興味のあるものを選択してeラーニング上で学習できる環境を整えています。また、育成施策は新たな取り組みとして、2024年度より自己開発支援制度を導入しております。
デンカでは、従業員が自身のキャリアを考えて能動的に希望するポジションに挑戦できる機会を設けることにより、モチベーションアップを図るのみならず、組織と個人それぞれのニーズのマッチングを実現する手段のひとつとして、2023年度より社内公募制度を導入しています。
会社が必要としているポストや職種の要件を予め従業員に公開し、応募者の中から必要な人材を登用する仕組みにより、下記の2点を実現しています。
「あなたらしさをデンカらしさに。」をスローガンに、デンカグループで働く多様な社員一人ひとりに潜在する力を引き出し、組織として新たな価値を創造するこ...