2024年12月更新
デンカグループが製造する、合成樹脂製造や樹脂加工などの有機化学、高機能粉体制御技術などを用いた無機化学、細菌・ウイルスの培養や抗体・抗原作出技術などのバイオ分野まで幅広い製品に対し、経営計画Mission2030と連携した品質方針を定め、品質保証活動を展開しています。
デンカグループはこれまで明らかになった品質不適切⾏為の全容および外部調査委員会からの指摘、提⾔を真摯に受け⽌め、下記4つの『対策実施項目』を策定いたしました。今後はグループを挙げて、これらの活動に全力で取り組み、より⼀層のコンプライアンス強化に努め、再発防⽌とともに信頼回復に取り組んでまいります。
当社は本社、事業部門、工場それぞれに品質保証部門を設置しています。この3つの品質保証部門の有機的な連携を図り、デンカグループの全体的な品質レベル向上を推進しています。
SDGsなどによる社会的ニーズの変化やお客様の品質向上要求対応の中で、各製品の品質リスクは変化しています。これらのリスクへの対応の一環として、市場環境面及びビジネス環境面からの品質リスク評価を毎年見直すとともに、リスク内容や大きさに応じた品質リスク低減のための取り組みを計画的に行っています。
化学物質に関する国内外の法改正情報を常日頃より収集・監視しています。法改正への適合のため製品の成分や生産プロセスに変更が必要な場合には、迅速かつ適切な対応に努めています。
信頼される製品とサービスを提供するため、品質管理システムの整備を促進しています。
顧客クレーム情報を統合・管理し継続的な品質改善につなげる『苦情管理システム』、化学物質に関する情報から製品安全につなげる『化学物質管理システム』などにより、管理レベルを高度化し、より一層の品質向上と製品安全確保に努めています。
デンカグループは、品質保証に関する最上位の社内規程である「品質保証ポリシー」にて、「製品に関し、法令遵守確保、顧客満足の向上を実現すること」を制定しています。これを遵守するため、医薬品事業においてはGMP省令(医薬品の製造管理および品質管理基準)/GQP省令(医薬品の品質管理基準)/GVP省令(医薬品および医療機器の製造販売後安全管理基準)/QMS省令(医療機器および体外診断用医薬品の製造管理および品質管理基準)に適合した管理のもと、信頼性の高い製品の製造・提供を行っています。
デンカグループは一般社団法人 日本ワクチン産業協会、一般社団法人 日本臨床検査学会、一般社団法人 日本医療機器産業連合会に加盟し、各団体とともに皆さまの健康福祉の向上に寄与することに取り組んでいます。
2019年10月制定、2023年7月1日改定 デンカは、国内外のデンカグループの全役職員がデンカグループ倫理規定に沿って行動できるようにするため...
デンカが作成する「リーガル・ハザードマップ」では、デンカグループ各事業に係わる法分野を10種類程度選定して、グループ全体のコンプライアンスリスクの...
法務部は、「リーガル・ハザードマップ」に基づき、「ビジネス行動基準」が定めるコンプライアンス全般に関する研修に加え、労働法制、...
デンカは、情報セキュリティに関する国際規格であるISO27001に沿って、「情報セキュリティ・ICTガバナンス関連のグループポリシーとして、「情報...
デンカは、デンカグループ全体にわたるコンプライアンス経営をより確実なものとし、コンプライアンスに関する課題を早期に発見して是正を図るため、消費者庁...