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2023年度パフォーマンスデータ

2024年9月更新

2023年度パフォーマンスデータ

CO2排出量

2023年度は、主力である青海工場が減産し、CO2排出量は大幅に減少しました。2023年度も、各製造プラントの省エネや発電所の高効率運転等を継続して、排出量の削減に注力してまいります。

CO2排出量
年度 単位 実績 実績 実績 実績 実績 実績 実績 目標
2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024
エネルギー起源 千トン 1,207 1,147 1,073 980 1,116 1,029 862 1,132
非エネルギー起源 千トン 970 889 891 772 853 818 696 866

CO2排出量

CO2排出量

PRTR制度対象物質

2023年度は、対象物質の増加に伴い排出量が増加しました。
引き続き大気への排出削減を中心に計画的な削減に努めてゆきます。

PRTR制度対象物質
年度 単位 実績 実績 実績 実績 実績 実績 目標
2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024
本体 トン 77 78 68 83 61 77.8 72.8
主要生産グループ会社 トン 7 8 8 11 10 9.35 4.8

PRTR制度対象物質

PRTR制度対象物質

国内グループ会社の廃棄物最終処分量とエミッション率

廃棄物を青海工場のセメントキルンで処理した結 果、グループ全体のエミッション率は、 低水準で推移しています。

廃棄物エミッション率
年度 単位 実績 実績 実績 実績 実績 実績 目標
2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024
本体 廃棄物発生量 トン 121,433 110,265 103,104 120,927 121,687 104,855 125,007
本体 最終処分量 トン 49 42 73 63 50 48 49
本体 エミッション率 % 0.04 0.04 0.07 0.05 0.04 0.05 0.04
国内主要生産グループ会社 廃棄物発生量 トン 1,854 1,362 538 549 384 513 521
国内主要生産グループ会社 最終処分量 トン 196 161 43 38 18 16 16
グループ計 廃棄物発生量 トン 123,287 111,627 103,642 121,476 122,071 105,368 125,528
グループ計 最終処分量 トン 245 203 116 101 68 64 65
グループ計 エミッション率 0.20 0.18 0.11 0.08 0.06 0.06 0.05
  • エミッション率(%)=最終処分量/廃棄物発生量×100
  • ゼロエミッションの定義は、1%以下とする (対象は単体(7事業所+研究拠点+本社)+国内関係会社)

廃棄物エミッション率

廃棄物エミッション率

SOx(硫黄酸化物)

2023年度は操業が減少した関係会社があったため、排出量が減りました。
2024年度も、運転の最適化等により、引き続き排出量の削減に努めていきます。

SOx(硫黄酸化物)
年度 単位 実績 実績 実績 実績 実績 実績 目標
2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024
本体 トン 47 43 41 46 33 42 47
主要生産グループ会社 トン 105 110 149 132 126 85 123

SOx(硫黄酸化物)

SOx

ばいじん

2023年度は青海工場の3号キルン電気集塵機の能力低下に伴い、排出量が増加しました。

ばいじん
年度 単位 実績 実績 実績 実績 実績 実績 目標
2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024
本体 トン 81 76 66 109 68 97.4 107
主要生産グループ会社 トン 26 16 17 14 16 13.3 13.5

ばいじん

ばいじん

NOx(窒素酸化物)

2023年度は操業が減少した関係会社があったため、排出量が減りました。
2024年度も、運転の最適化等により、引き続き排出量の削減に努めていきます。

NOx(窒素酸化物)
年度 単位 実績 実績 実績 実績 実績 実績 目標
2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024
本体 トン 4,037 3,751 3,685 3,393 3,747 3,579 3,560
主要生産グループ会社 トン 777 584 632 827 794 491 530

NOx(窒素酸化物)

NOx(窒素酸化物)

COD(BOD)

2023年度は、昨年度並に稼働率が向上しCODが上昇傾向でした。
稼働率はさらに上がると予想されますが運転最適化を図り現状維持に努めます。

COD(BOD)
年度 単位 実績 実績 実績 実績 実績 実績 目標
2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024
本体 トン 234 196 178 181 275 250 320
主要生産グループ会社 トン 7 6 6 6 6 6 6

COD(BOD)

COD(BOD)

水利用量
デンカ本体
年度 単位 実績 実績 実績 実績 実績 目標
2019 2020 2021 2022 2023 2024
水利用量 千m3 56,852 54,369 58,257 58,451 58,889 74,012
    7拠点 8拠点
国内外主要生産グループ会社
年度 単位 実績 実績 実績 実績 実績 目標
2019 2020 2021 2022 2023 2024
水利用量 千m3 2,568 56,067 50,464 47,166 64,952 65,204
    16拠点 17拠点
グループ計
年度 単位 実績 実績 実績 実績 実績 目標
2019 2020 2021 2022 2023 2024
水利用量 千m3 59,420 110,436 108,721 105,617 123,841 139,215
    23拠点 25拠点
2023年度排出量・移動量内訳

PRTR制度対象物質で排出量または移動量が1トン以上の物質は次の通りです。

PRTR制度対象物質名称 政令指定番号 排出量 移動量
(事務所外)
大気 水系 土壌 埋立
アクリル酸nブチル 1-009 0 0 0 0 1
アクリロニトリル 1-011 0 0 0 0 5
アセトアルデヒド 1-017 0 2 0 0 0
アニリン 1-020 0 0 0 0 1
エチルベンゼン 1-073 2 0 0 0 18
銀及びその水溶性化合物 1-105 0 0 0 0 0
N,N- ジメチルホルムアミド 1-264 0 0 0 0 11
スチレン 1-275 15 0 0 0 59
銅水溶性塩 1-314 0 2 0 0 0
ドデシル硫酸ナトリウム 1-318 0 0 0 0 0
トルエン 1-347 13 1 0 0 31
二硫化炭素 1-361 1 0 0 0 0
ふッ化水素及びその水溶性塩 1-414 1 1 0 0 28
ノルマル - ヘキサン 1-436 0 0 0 0 1
ほう素及びその化合物 1-458 0 9 0 0 8
メタクリル酸メチル(MMA) 1-469 2 0 0 0 6
シクロヘキサン 1-176 23 0 0 0 30
炭化けい素 1-280 0 0 0 0 10
メチルイソブチルケトン 1-472 3 0 0 0 90
N-メチル-2-ピロリドン 1-489 0 0 0 0 0
合計(トン / 年)   61 15 0 0 300
ダイオキシン類(mg-TEQ) 1-278 156 8.4 0 0 5.9
株式会社ディ・エフ・エフ, デンカ株式会社 CSR・広報室, デンカ株式会社 IR室, 星和ビジネスリンク
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