2024年9月更新
デンカは、世界の化学工業が推進している、レスポンシブル・ケアを軸に、地球環境保全に取り組んでいます。化学メーカーの責務として、環境負荷抑制への厳格な管理を行うとともに、省資源・省エネルギーへの弛まぬ技術革新に努めております。
地球温暖化等の環境問題が人類や生態系の存続を脅かす最重要課題として意識を高める状況下、サステナビリティーの追求は、企業が社会的責任を果たし事業を継続するための大前提であると同時に、製品競争力の向上や新たな事業機会の創出をもたらす機会とも位置付けられる。
こうした認識のもとで当社は、経営計画「Mission 2030」で描かれているサステナブルな事業価値の創造を目指し、
(1)「2050年カーボンニュートラルの実現」「資源循環の促進」「環境保全・環境負荷の最小化」に取り組むと同時に、
(2)「LCAの観点から環境負荷低減に資する製品・技術の提供」を進める。
項目毎に掲げたKPIの実現を通して、地球環境保全への貢献と企業価値の向上を実現する。
経営計画「Mission2030」に則って、2024年度は(1)CO2の削減 (2)廃棄物の削減 (3)自然資源の保全 (4)サーキュラーエコノミーへの貢献、を推進する。
当社はICCA(国際化学工業協会協議会)が提唱するレスポンシブル・ケア世界憲章(2014年版)に2014年12月9日に署名し、世界の化学メーカーとともにレスポンシブル・ケアの原則への支持と、実践することを表明しています。
「レスポンシブル・ケア世界憲章」の下、社会との的確な対話を図り、コンプライアンスの徹底、環境汚染の防止に努め、持続可能な社会の実現に向けた環境保護への貢献を果たすべく、原料から製造・保管・物流・使用・廃棄まで、全てに関わるRC活動を推進し、社会的責任を遂行してまいります。
当社とデンカ高純度ガス株式会社※は、再エネ特措法に基づく賦課金の特例措置の認定を受けるに当たり、経済産業大臣に対して省エネ投資計画を提出し、これを実行しています。