Environmental Preservation 環境の保全

水資源保全

2023年10月更新

水資源

背景
限りある水資源は、気候変動とともにグローバルな課題として認識されています。事業所から海・河川などの公共用水域への排出水について水質の維持・向上はもとより、水資源は生産活動の継続に欠かせないもの、効率的な利用が重要と認識しています。当社では水資源を有効活用して水力発電を行っています。水資源は、気候変動とも関連があり、拠点によって干ばつ、豪雨、洪水等の被害も予測されています。そこで当社は将来予想されるリスクを評価し、備えることが重要と考えています。
具体的な取り組み
2021年度及び2022年度は、水リスク地図(Aqueduct)による当社グループ各拠点の水リスク評価を継続しています。国内各拠点について、取水量、排水量、循環量の現状評価を通じて、より詳細なリスク評価も実施しております。2022年度の水使用量は、前年度から変化がほぼありませんでした。水使用量削減に関しては、配管の健全化、回収利用を中心に継続的な実施を予定しています。
取水量
年度 単位 2020 2021 2022
実績 実績 実績
総取水量 メガリットル 56,369 58,257 58,451
淡水の地表水 メガリットル 29,052 32,889 32,700
地下水 メガリットル 24,856 24,832 25,204
第三者の水源(上水道) メガリットル 461 536 547
うち、水ストレス地域からの取水※1) メガリットル 0 0 0
  • ※12021年度、2022年度ともAQUEDUCT3.0を使用
デンカ株式会社 CSR・広報室, デンカ株式会社 IR室
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環境方針

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TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)への対応

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水資源保全

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循環型社会実現への貢献(ゼロエミッション活動)

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主な環境負荷の状況

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2022年度環境パフォーマンスデータ

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